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あら?出ちゃったわ? 2005年12月26日(月)

朝方、シロさんの夢を見た。やったー。久し振りだよ。
内容は、シロさんがひょっこり庭から外へ出ちゃった夢だった。家は見覚えがない。 庭で自由に遊んでいたら、高さ1.5メートルくらいの垣根を軽々と登り、ひょいと向こう側に飛び降りちゃったんだ。
シロさんは「あら?出ちゃったわ?」みたいな後姿を見せながら、呑気にテケテケ歩いていく。
あぁ…、シロさんは健康な4本脚だ(^o^)丿。

いやぁ〜、焦った。それをシロさんに見せないように、ぐっと堪えて、牛歩のように後を追う私。
慌てて追いかけてしまうと、シロさんがパニックになり激走してしまいそうに感じたからだ。
心の中で猛烈にジリジリしながら、最高級の焦りを感じながら、平静を装った。
そこへ、相棒さんが現れた。シロさんの正面から、さっとシロさんをすくいあげてくれたのだ。
ほ〜〜っ。ほっとして、腰が抜けちゃった。
相棒さんにだっこされて部屋に戻ったシロさんは、何にもなかったかのように脚をピンと伸ばして毛繕いを始めた。

実はこの夢は、実話と重なる部分もある。私のトラウマなのかも(~_~メ)。

困ったときのシロさん頼み 2005年12月22日(木)

シロさんがお世話になった動物病院で友達になったドンが、シロさんにフラワーをくれました。 白を基調としたフラワーアレンジメント、とても素敵。クリスマスにも似会いそうです。
ドンだって3匹の猫さんを立て続けに亡くした時期があったのに…。 私はこうして心を頂いてばかりで…。
シロさん、よかったね。嬉しいね。
1年経ったことをこうして覚えていてくれる友達が沢山いるんだよ。
いくつか決めなければならない私事があるのだけど、すぱっと決められないでいる。
私って、昔から決断が苦手なんだ。しかも、どうしようもなく大きな事でもないのに。
決めなければならない時期が迫っているのは事実なので、
『困ったときのシロさん頼み』で、シロさんに聞いてみたんだ。

あれれ…、返事が返ってこないよ…。

シロさんはいないんだから、当り前かもしれない。
こういう事で、ふと、シロさんがいない事を再確認してしまう。
ぽっかりと、静寂がやってくる。

友達猫のさよなら 2005年12月10日(土)

突然に携帯電話のメール受信音が鳴った。
猫友達のすうざんさんからだった。とても短い文章の中に、すうざんさんの無念さと やるだけやった悔いのない想いが、たくさん込められているように感じた。

にゃんに君。ここだけの話だけど、食べ物を食べたくて我慢ができない君の事を すうざんさんと私は「ピラニア」と呼んでいたんだ。冷蔵庫の見張り番役を立派にやり遂げてサ。(ご家族のどなたも 頼んでいないみたいなのに。笑)
すうざんさんが手にしたケーキ皿に飛びついた事もあったね。その時大事なお皿を割ってしまった けれど、すうざんさんはにゃんに君の事を悪い子だなんて思ったことは1度もないんだ。

携帯に届いたメール以上に、詳しい事は聞いていないけれど。
ただ願うことは、にゃんに君がにゃんに君らしく、最後まで穏やかに生きてくれただろう事です。
穏やかに、静かに、苦痛なく最後まで過ごしてくれたでしょうか…。
にゃんに君の雄姿に相応しい、美しい寝顔だったと思っていますよ…。

少しだけ先を歩いている私は、こんなに元気になりました。
元気になって下さいね。ゆっくり、猫のようにゆっくりでいいですから。

1年 2005年11月14日(月)

シロさん、ちょっと惜しいぞ〜。1日違いだよ。
1周忌の今日が「日曜日」だったら、星になった曜日と一致して『さすがパズラーなシロさん』だったね。

シロさんの一周忌。いつもよりも奮発して千円(~_~メ)の花束を買い(お世話になった動物病院の隣りに出来たばかりの花屋にて)、 最後の数ヶ月よく食べたあるスーパーのなまり節を供えてあげた。昨日との違いはこれくらい。いつもと変わらない時間の流れ。なのに、 やっぱり何かが違う。

午前中にシロさんの写真集をじっくり眺めていたら、久し振りにわーっと涙がこぼれた。(でも、涙はこれだけ。) 365日経ったって、シロさんとの日々は昨日のことのよう。写真の中にも、シロさんの手触りとか匂いや体温が残っている。 いつまでこんなに鮮明に覚えているのだろう?忘れないように復習してしまっているのだろうか?
今日電話をくれた猫友達が『人間は、忘れることで哀しみを乗り越えていくんだって。1年、2年、3年と、あなたらしく感じていけばいいのよ。』 と言ってくれた。

この1年間をシロさんに結び付けて捉えることは、本当は本意ではないんだ。シロさんはシロさんらしく生きたし、 私は私らしく生きていたいから。 だけど、結果的に見ると、何もできていない1年だった。
昔の私ならそんな1年を「ダメじゃんか〜」とムキムキと奮起していただろう。今の私はもう少しゆっくり構えている。 こんな時期があってもいい、人生は緩急があるもの、今はアイドリング時期だと思えばいい、とね。

シロさんのようにゆっくり時を楽しみながら、チャンスがあった時に猫科のような瞬発力を出せればいいんだ。 そう思えるようになったのも、シロさんからの贈物のように感じている。

メールをくれた友人、電話をくれた友人、シロさんにそっくりのポストカードを贈ってくれた友人。
皆さん、ありがとう。


シロさん色のフェルトボール 2005年11月12日(土)

あさっての一周忌が秒読み。ほんとに早い。
今日は、発泡スチロールで作ったあちこちのシロさん用の踏み台(シロ城三の丸とか)を半分ゴミに出した。 日曜大工センターで、畳1畳の大きさのスチロール板を5枚買ったものだから、捨てても捨てても結構まだある。 でも、そろそろ片付けよう。元気な頃のシロさんは、こんな踏み台は不必要だったもんね。

フェルトボールでストラップを作っていたら、相棒さんが

 『俺にもストラップを作ってくれ。シロさんカラーがいいな。』

とリクエストしてきた。うーん、男性でも使えるようなデザインはどんなものだろう?
結局、今まで付けていた皮バンドに、フェルトボールを加えてみることにした。
これ、いいよー。ほどよくて。
色合いはばっちりシロさんカラーになった。相棒さんも喜んでくれた。


さすがに(~_~;)…その2 2005年10月23日(日)

わわぁ…。(・_・)
キッチンのカウンターを大掃除していたら、わわぁっ…。シロさんの飲薬がたくさん残っていた。
看病していた頃のまんま、ケースや薬サジやクラッシャーと一緒に。
実は、わかっていたんだ。ずっと片付けないで、いたんだ。
いつまでも残っていたら、シロさんに悪い。薬飲むの、イヤだったものね。
思い出は他にたくさんあるから。飲み薬群をぜーんぶ整理した。
おぃおぃ、冷蔵庫には、まだ目薬とインスリンが〜、爆。来月整理しよう。(^o^)丿

さすがに(~_~;) 2005年10月14日(金)

随分秋らしくなってきた。
暑さの戻りのように汗ばむ1日があっても、空を見上げるとさらっとした雲が浮んでいて。
風は秋色って歌があったっけ。古ぅっ(~_~;) でも、風は本当に秋色をしてる。

シロさんが永遠になって、今日で11ヶ月になる。
早いなー。あっと言う間。
変わっていない環境があっちもこっちも。さすがにそろそろってことで、
今日1つだけ手を付けた。シロさんの水測定の大きなシリンジを片付けたよ。
記念の夕食は、かつおのたたき、ブタしゃぶサラダ、かぼちゃの煮物、納豆チャーハン。

この頃、守るべきものがある事と、ない事の違いを考えたりするよ。

不思議だにゃー! 2005年10月3日(月)

相棒さんの夢に、初めてシロさんが出てきたらしい。
(今までも出てきているんじゃない?熟睡ゆえ、覚えてないんじゃないの?爆)

二人が一緒に帰宅した時に、間違いなく、いつものように、シロさんがいた、
幻じゃなくて、見間違いじゃなくて、本当にシロさんがいた、
帰宅した二人を喜んで迎えて、和室でゴロンパをして、なでてもらうのを待ってる。

1シーンだけの楽しい夢だったらしい。触った感触、匂い、全部覚えているらしい。
わー、いいな〜。(^o^)丿

相棒さんは、この日、ちょっと酔っ払って、先に寝た。
私もそろそろ寝ようかな…と思った時、窓の外から一声「にゃぁ〜」と、シロさんにそっくりの 鳴き声がしたんだ。シロさんが鳴いたわけじゃないし、その声は1回限りだったので、猫の鳴き声に似た 音なんだろうと思って聞き流したんだけど。

シロさんが、昨夜、遊びに来ていたんだね。きっとそうだ。

みんな特別 2005年9月21日(水)

猫友達の猫が旅立ってしまうことは、まだまだ私にもずしんときます。
重なって、手に取るようにわかるような気がして。
どの飼い主にとっても、同じようにみな特別な猫なんだと、哀しみに触れるたびに いつも思います。

別れの不思議さに漂ったあの頃。今だって、少しのきっかけで、また漂ってしまう。
永遠に一緒なんだ。見えない姿になって、ずっと一緒になったんだ。
そう思える時と、そうでないときが、繰返しくりかえし。
だって、いない事は覆せない事実なんだもん。(~_~メ)

最近、留守にした家に帰宅して、玄関のドアをあけたとき、
何かの奇跡が起こって、シロさんがひょっこり現れたらどーする?
なんていう、ある意味とてもビビッドな空想をしたりしています。
そんな私の空想遊びを相棒さんに話したら、相棒さんも喜んで一緒になって空想してくれるものだから、 二人して、おかしくっておかしくって。

台風一過 2005年8月26日(金)

だんだん青空が見えてきたよ。今日は台風一過になりそう。

去年の今頃は、台風がくると、コンチクショ〜(`ヘ´)みたいな気持ちになったもんだ。
台風の当たり年で、毎週のようにやってきていたもの。

人間にはあまり実感のない気圧の変化。動物達はやはり敏感だそうで、病気や老いた動物達は台風が多いとガクンと体調を 崩すことがあるそうだ。シロさんもそうだったね。台風の度に、どことなく弱っていくシロさんを どうしようもなく、自然の法則のように見守っていた。元気な頃は、シロさんは気圧の変化が大きいと(多分気圧に関係 があると思う) 無くした腕をグリグリ回すことが多かった。昔の傷がうずいていたのだと思う。 去年の今頃、段々弱ってきたときには、もう、グリグリ回す力もなかったから、 代わりに私が肩をさすってあげたんだ。台風が来る度に。毎週のように。

台風がくると、こんなふうに思い出を振り返るこの頃。

3つがぴったんこ 2005年8月14日(日)

今日はシロさんの9回目の月命日(14日)。
それが、曜日命日(日曜日)にもぴったんこ重なったんだ。
更に今日はお盆の中日。3つがぴったんこ。
シロさん、またやったでしょ、数合わせ遊び。 やっぱりシロさんは「パズラー」だね。

夕食はちょっと頑張って…と思うんだけど、相棒さんが仕事で帰られないかもしれないから、 シロさんと私だけになるかも。何にしようかね、シロさん。カツオかな。
メニュー案は、カツオのたたき、夏野菜カレー(先日マツケンがTVで作っていたものに挑戦)、 キャベツのおひたしかつお節がけ。


風化させたくない 2005年8月12日(金)

今度の日曜日は、シロさんの9回目の月命日。
最近はこの月命日が、相棒さんと二人して、気合が入るんだ。シロさんを囲んで、美味しい食卓を飾ろうって 思うんだ。
8回、同じように過ごしてきたけど、回を重ねるごとにやはり思い出を楽しく偲べる割合が増えてきた。 未だに毎日シロさんを思わない日はなく、2年以上日課にしてきた夕方の散歩は再開していなくって、 生活の随所にシロさんが深く宿っているけれど。

今日は日航機墜落事故20年目。TVで辛い映像が流れ、思わず見入ってしまった。 遺族の皆さんは、大切な人への思いを風化させたくないと語っていた。文章にも永遠なる思いが綴られていた 。命を繋いだ少女@両親とお姉さんを同事故で亡くした川上慶子さんは、 看護師になったという。辛い経験を見事に乗り越えて、そしてこれからもずっと身をもって想い続けていく。 そういう道を選んだのだろう。

風化させたくない。
失ったものへの想い。これでいいんだと思う。
私もシロさんのこと、これっぽっちも風化させたくないよ。

猫らしいポーズ 2005年8月4日(木)

フェルトでお猫さん人形を作る準備をしようかと、シロさんの写真を捲って見てみた。
いかにもお猫さんらしいカッコウは、どれかなあ。
8年間の写真ページを捲ってもめくっても、これがいい、というのが見つからない。
もしかして…、シロさんって、やっぱり、ちょっとカッコウ悪かったのかなぁ〜笑。
見事なアンモナイト寝姿の写真をよそ様の猫でよく見かけるけど、シロさんは脚がピーンと突っ張っている事が 殆で…。猫ジャラシにじゃれる時は横にゴロンパしている状態だし。両手を懐へまーるく折って伏せする、あの猫らしい ポーズもできなかったし。

お猫さん人形になるお手本ポーズは、シロさんの中には なかなか見つけられない。
写真集を捲りながら「シロさんったら、もう〜しょーがないね」と、おかしくなった。

似ているけど 2005年7月27日(木)

家の中で子猫を世話している夢を見た。
生後1ヶ月弱位かな…頭も耳も額も、ぜーんぶちっちゃすぎる。
白地に三毛が少し入っている。
世話をしながら、私は模様を何度も確認していて、この子はシロさんじゃない…と思っている。
その子猫は兄弟猫や親と一緒に暮す時間が短かったのか、手に噛み付くんだ。
猫に制裁を加えてもダメ、というけれど、力加減を知らない子猫には今が大事なんじゃないかと 思ってしまって、悩んだ挙句、額に小さくデコピンを入れてみたんだ。
こんなに弱くやったのに。 あ… やばかったかな…
うるうると、子猫は目を潤わせて、うろたえた表情で私をじっと見る。
その表情があまりにも弱弱しくて、その後、一生懸命、撫でてあげた。

シロさんが夢に出てくることは多いんだよ。
シロさんのいるシーンはあまりにも自然なので、内容がぼわ〜んとしていて、曖昧なんだ。 うーん、勿体無いにゃ。似ているようで、違う猫が出てくると、シロさんかな?と確かめている私がいて、 それが意識に残ったりするんだと思う。

シロさんポーチ 2005年7月24日(日)

出かける時に持ち歩いている
シロさんの写真額が
カバンの中で他の物に当たらないように、
入れ物@フェルトポーチを作った。

シロさん、気に入ってくれた?
色合いは、ほらね、
シロさんカラーだよ。

フェルト細工を始めたら、
真っ先に作ろうと思ってたんだ。
自作3作目のこのポーチは、
初心者らしく、ヘタクソ。
内側のフェルトがだぼついてヨレてる。笑。
愛情は、たっぷりだよ。

シロさん効果 2005年7月10日(日)

強い陽射しが苦手な私が、今日は1日中外である作業をする事になった。
梅雨の時期だから陽射しは大丈夫だろう。なんて予想が甘かった。
なんという炎天下。よりにもよって昨日まで雨だったのに今日だけUVシャワー全開35度だ。
あじゃぱ〜(>_<)。

以前なら「バッキャヤロー」とか「やってらんない、ついてないったらないヤ」と
頭から湯気が立ってもおかしくないのに(誰も悪くないのにネ)、

 「きっと、シロさんが私を思って晴らしてくれたんだね。
  シロさん、自分が日向ぼっこが好きだから、私も好きだと思って、
  間違えちゃったんでしょ。シロさんったら、しょーがないにゃぁ(~_~メ)」

モノは考えようで、炎天下の下で、こんな風に思ったら、穏やかな気持ちで居られた。
シロさん効果が、色々な部分で現れる。シロさんが心に笑いをくれる。

ぴったり 2005年6月22日(水)

シロ城に飾るための、イメージにぴったりの花瓶に出会えたー。
7ヶ月間、ずっと探していたものは、これだったのだと思う。
形と大きさは何よりもドンピシャリ。
(下が安定しているのが第一条件だったのです。)
そしたらナンということでしょ!
どうです?
これって、シロさんじゃない?

横浜ガラス@吹きガラス、だそうです。
食道の検査を受けて内視鏡所見異常なし直後の
すっきりした写歩時に見つけました。

その時にしか綴れないもの 2005年6月21日(火)

相棒さんが、こっそり綴っていたらしいシロさん日記(最後の半年分)をメールで送ってくれた。

四六時中、シロさんがいる時はシロさん中心の会話を、いなくなってからは思い出の会話をしている私達。 互いの気持ちは十分にわかっているつもりでも、メールで届いた相棒さんの文章には、相棒さんらしい満足感と悲しさが 綴られていて、あー。

文字が持つ「静かさ」と、シロさんが持っていた「静かさ」がシンクロする。
一瞬であの頃へワープする。
いつも同じだ、もうシロさんはいない事実と、ずっと一緒にいてくれるような感覚が押し寄せてくるので、 両者をバランスよく保つようにする。お陰様で、バランス感覚はばっちりになった。

相棒さんは、私の手前、ある程度毅然とした姿勢を見せてくれていたと思う。
日記には、日々後悔のない想いと、お別れがいよいよ近い頃の出勤する時の不安、シロさんと別れゆく悲しさ等が綴られていた。
わかっているけれど、文字になることで新たに伝わってくるものがある。
「俺が抱きしめながら、最後の瞬間を…」とも書いてあって。実はこれは私の無念〜、最後は私が 抱きしめてあげればよかったなぁ〜(~_~メ)。

とにかく、その時に書いた文章というものは、その時にしか綴れない心の言葉。宝物だね。

へっ? 2005年6月13日(月)

昨日から家の周りどこかからか、猫の鳴き声が聞こえてくる。
最初は「シロさんとは違う声だねぇ〜」なんて何気なく聞いていた。
それが何となく妙な感じなんだ。成猫で、季節とはまた違うような、多分何かを求めて鳴いて歩き回っているような。 世話を受けて、なついて、家にいれて貰うのをせがんでいるのかなぁ。 なにしろ、行動範囲が狭い。1日中、我が家の周囲音が届く円内、という感じなんだ。
子猫ではなさそうなので、すごく気になるわけではないけど、行動が妙なのでちょっと気になる。
今日こそ、姿をみたいな〜。
と思っていたら、前の垣根がゴソゴソ、ガサガサ。
おっ、ついに対面かー。どれどれ〜、どんな子じゃ〜?どんな毛色じゃ〜???

あっ(・_・) へっ(・_・)

びっくり仰天、垣根を跨いで目の前に現れたのは、犬だった!大型の雑種だった。
「どこから来たのぉ?」と声をかけた。キョトンとこちらを見る犬。その後「ここはどこ?」という表情で、 犬は走っていってしまった。
あれは…迷い犬だったのだろうか…。
野良猫はともかく、迷い犬はまずい。といっても後の祭り。
寂しそうな野良猫の鳴き声も、走り去った犬も、ちゃんと自分の場所へ帰ってよ〜。

シロさんの日 2005年6月3日(金)

1年前の今日は、まさに「シロさんの日」だったよ。200(にゃお〜)日だからっ。懐かしいにゃ。
これでいくと、今年は『ゴロさん』の日になる。野口五郎?(古い)、いや、稲垣ゴロー君かな?笑。
とにかく四角(笑)、1年前のように今年もお祝いだー。ケーキでも買ってきて食べよう〜。
と、昨晩、相棒さんと話した。
きっと私達は、毎年6月3日になると、「何年前の今日はシロさんの日だったんだよね!」なんて話すんだろうな。 いつになってもシロさんの思い出話を昨日のことのように話するんだろうな。

そしたら、今朝はシロさんが夢に出てきた。注射タイムの夢だった。
シロさんは全ての処置を1度も逃げたことがないのに(その変わり、しょんぼりしょげてしまうタイプ)、 今日のシロさんはえらく態度が大きくて、逃げ足は速いし、 捕まえると「シャーっ」と鳴くし、困る私を「どんなもんだい!」ってニヤけて見るし。
いやはや、てこずったのなんのって。(~_~メ)

立派な片腕 2005年5月24日(火)

先日、顔見知り猫@ドン太の腕をニギニギしたんだ。
ケージから手をにょきっと出して「触ってよ」と言うからサ。
ドン太は5,6歳の活発なオス。毎日ばっちり弾んでる元気な猫。
あれぇ、こんなに違うんだ?
ドン太の腕は、そりゃー立派に決まってる。
ニギニギしながらシロさんの腕を思い出した。
何年か前から皮が寄っていたシロさんの腕は、年齢のわからないシロさんの年齢を表していたんだね。
シロさんのその細い腕は、最後までシロさんの支柱を見事に果たしきった。立派な腕だった。

あ? 2005年5月3日(火)

このシロさんは、ブータレているんだ。
なぜかって、自分の部屋だと思い込んでいるここに、相棒さんが長居しているから。本当はあと30cm左に相棒さんが 座って新聞を読んでいるのが写ってる。共に動かないシロさんと相棒さん。シロさんには、こういうじっと我慢、沈黙の主張みたいな所があった。それが面白くて撮った1枚。今でもお気に入りの写真なんだ。

このシロさんとは似ていないけど、今流れているフリスキーのCMに出てくる猫を見ると、あ?って少しだけシロさんを感じる。 外をトッタントッタンと走る姿と、顎を物に乗せてる顔が、なんとなく。 何年か前は、珈琲@BOSSのCMでキムタクに抱きかかえられる子猫が、白地に三毛の入り方がシロさんにそっくりだった。あれは、シロさんの子供時代のように見入ったなー。録画したはずのVTRを重ね撮りして消しちゃったのは本当に残念。
似ている猫になんて、そうそうは出逢えっこないんだ。どうしてもシロさんの思い出を追いかけてしまうよ。

相棒さんのパソコン 2005年4月24日(日)


これは、相棒さんのパソコン。相棒さんは、毎日こうして、仕事に出かける。
以前は、私が作った袋をカバー代わりにかぶせるだけだったのだけど、
シロさんがいなくなってからは、この写真が添えられるようになったんだ。
毎日、この写真をこうして立てかける時、相棒さんはきっと「今日も仕事頑張ってくるからな」なんて自分に言い聞かせている のかもしれない。シロさんがなくなって5ヶ月間の、いつもの朝。

相棒さんが出かけた後、部屋に入ると、このパソコンが目に入る。
私はフニャ〜っとした気持ちになる。ほのぼのとしていて、あまりにも懐かしいショットなんだもん。
シロさんと、シロさんが大好きだった頼もしい猫・ぶーにゃんが一緒に外で過ごした時期は、 相棒さんと私が出会った頃と重なる。相棒さんは、ぶーにゃんの事も大好きで、 「おまえは立派だな〜。本当に大きいな。シロさんが外にいる時間は宜しくな。」とよく話しかけていたっけ。

天国で、シロさんはぶーにゃんに、ちゃんと会えているだろうか。引っ込み思案な所が心配になるけど、 いつも後をくっついて楽しく過ごしてるって思ってるからね、シロさん。

色んな愛しさ 2005年4月14日(木)

5ヶ月の月命日は手巻き寿司でお祝い。←ここで「お祝い」という言葉を使うのはやっぱり変かな?笑。

先日一番古い猫友達のapricotさんがメールに書いてくれた言葉がある。
 『失ったことへの喪失感や無力感。
  もう、これは、この痛みも愛しいと思って抱き続けるしかない』
ということ。いい言葉だね…。同感できすぎてしまう。それがきっかけになり、気持ちが又行ったり来たり。 私もまだまだ心をよじりながら、喪失感を浄化しようとしているような気がする。

シロさんを思わない日はない。部屋に差し込む陽射しを見る時、窓を開けた瞬間草花の香りが届く時、 干した布団をしまいこむ時、散歩している犬と飼い主とすれ違う時、繋がれた「待ち犬」を見つけた時。 きっかけは感覚であったり時刻であったり、つきない。楽しかった思い出に、笑って、また涙する。 夕食を食べながら見たTV、芸能人1万円生活で、よいこ浜口が鶏のシャクレと暮らしている様子を見ても、 あー動物のいる生活はやっぱりいいなぁ〜と思う。こうして思い出を偲んだり、色んな気持ちを抱けるのも、 シロさんと過ごした日々が愛しいからなんだよ。

のんびり一段落

2005年4月10日(日)


シロさんへお悔やみを頂いた友人たちへ、やっと心ばかりの贈物をしました。
5ヶ月も経っちゃったけど。
シロさんが糖尿病になった時からの猫友達さっちゃんから、早速「届いたよ〜嬉しいよ〜」と連絡を貰いました。 丁度お誕生日と重なって、サプライズっぽく喜んでくれたみたいで、私もシロさんも嬉しいにゃ。

会話の中で、私がうっかりシロさんの月命日を間違えてしまったのですが、
 私「ありゃ、こうして間違えたりしながら、少しずつぽわ〜んとしていくのかなぁ〜」
 さっちゃん「そういうのもステキなことだよ」
と、いつも心優しい言葉をくれるさっちゃんなのでした。

他のお友達は、丁度お留守の時に届いてしまったようで…。再配達お手数かけしちゃうけど。
皆さん、ありがとう。


ここにもいたよ

2005年4月6日(日)


今日は「しろの日」なんだって。
朝寝ぼけながら聞いていたTVが言っていたんだ。
色の白かな?それとも城かな。

「しろの日」に初めてディズニーシーへ行ってきた。快適だった、すいていて。

見上げたら、あ、こんな所にもシロさんがいたよ。


泣かされたー

2005年4月2日(土)


シロさんとの出会いがきっかけで、取ってみようと思った資格の認定証が届いた。 半年間の通信教育とマークシート試験というやさしいものだけど(なーんて終わったから言える。笑。 試験直後は、まじヤバイ〜と思った。)、どんな事でもやり遂げると嬉しいもんだ。
これから先、役にたったりしないかにゃ。何があるかわからないヨ。

何気なく見ていた韓流ドラマ『天国の階段』が最終回だった。
大きな別れが描かれていた。台詞や心情表現がシロさんと重なってしまい、 いや〜涙がこぼれたこぼれた〜。
ドラマをみてこんなに泣いたの、初めてじゃないかな。笑。


甘い香り

2005年3月21日(月)


義母からシロさんへお花のプレゼント。
部屋中甘いかおり。
シロさん、よかったね。嬉しいね。

義母は明日からボストンへ。
息子がトランペット留学中なので拠点があるわけで、帰国する前に遊びに行ってくる。
いいにゃ〜。
我が家もシロさんのことを第一に考えていたからお預けにしていた新婚旅行、 シロさんも一緒にいつか行こうね!


いこかもどろか

2005年3月17日(木)


ここ半年目の調子がよくないので、目を休めるためもあって、久し振りに散歩に出かけた。
シロさんとお別れしてから散歩してなかったんだけど。随分復活したと思うから。
(~_~メ)家の周り、あっちもこっちも思い出の散歩コース。
(ずっと一緒に自宅にいたので、シロさんに一人の時間をあげるためと、散歩好きな私自身のための一石二鳥で 毎日1時間ほど散歩してた。)
ありゃりゃ… いこかもどろか… やっぱりダメになって
10分足らずでペコリと引き返してしまった。
MDの音楽がよくなかったか。今度はマツケンサンバでも用意してステップ踏みながらゴーだにゃ。
違うことをしないと駄目なのかな。
もうちょいだ。また散歩が楽しめるようになるよ。


やっとこさ

2005年3月16日(水)


メモとして書いておこうかと。
プチ片付けをした。リビングのシロさん用飲み水とご飯皿を。
ひゃ、照、まだ毎日取り替えて置いてたのですにゃ〜。お供えの他に…ですにゃ。(~_~メ)
昨夜、ドラマ「87%」を見ていたら、「ひょえ〜?このお母さんと同じだわ…」と今頃苦笑い。
片付けた水の皿は、糖尿病になってからずっと使っていた大きなお皿。
相棒さんと「シロさんはもうそんな大きな水皿いらないもんね。」(^o^)丿
他にまだまだシロさんグッズがそのままになってる。少しずつ、思うまま…でいいと思っている。


4ヶ月

2005年3月14日(月)


シロさん、4ヶ月の命日だよー。ずっと一緒なのを感じるよー。
恒例のちょっと豪華な夕食。 メニューは、豆乳鍋、トマトとモッツァレラチーズのサラダ、おひたし、チャーシュー、新大久保で買った キュウリのキムチ。シロさんには、なまり節でした。

ここへきて、やっと、視線を外へ向けられるようになってきました。
遅い歩みだったかもしれないけれど、この期間はそれはそれで充実していて、悲しみをたっぷり味わう事ができたと思っています。 味わう事が大切だなぁと…。だから、次に続くのだと。笑、臭いですね。
今だって悲しいです。お別れを迎えてきた皆さんと同じですよね…。でも、今の悲しみは、明らかに自分自身への活力を 感じるような…。笑、だから、臭いし大袈裟ですね。

シロさんは、永遠の命になって、ずっと一緒にいてくれる。
それがやっと心で理解できるようになってきました。
シロさんがくれたこの自由に、感謝できる気持ちが沸いてきたのです。4ヶ月目にして、やっと。

かわいいシロさん、ありがとう。飼い主って、こんなもんなんだ。いつまでも悲しくて会いたくてしょーがないんだ。 でもね、少しずつこうしてわかっていくんだね。感謝する気持ちが少しずつ悲しみを上回ってきたよ。きっとまた会えるね。

聴きたくても、どうしても聴けなかった「花」オレンジレンジをやっと今日レンタル、録音した。
ケツメイシの「さくら」も一緒に聴いたら、やっぱりやばい… 顔ぐちゃぐちゃ。(~_~メ)


感触

2005年3月7日(月)


沢山の猫に触れている夢をみた。
どんな場所(環境)なのかはよくわからない。ただ沢山の猫に囲まれている。
頭を撫でて、そのまま 背中からしっぽの付け根までそっとさすったり。
声をかけてみたり、遊ばせてみたり。
100猫くらい触っただろうか。どの子も似ていないなぁ…と感じている夢だった。

友人の仔がシロさんと重なる。
飼い主は、すべての日々を喜びに変えていける。時間はそれぞれに必要だけど。
私はまだその経過にある。同じ想いを歩み始めた友人に何か伝えてあげられたらいいのだが…。


ささやかなクリア

2005年3月1日(火)


シロさん、やったよ〜、合格したよ〜(^o^)丿
ポカをやらかしてしまったので、五分五分だと思ってたんだ。
こうして物事が一区切りを迎えると、
シロさんと過ごした日々が確実に時の流れに乗って過ぎてゆくのを感じてしまう。
それはちょっと切ない。

でもでも、とにかくシロさん、やったよ。(^o^)v
何事も、クリアすると嬉しい。ささやかなことだけど、シロさん、一緒に喜んでね。


百か日

2005年2月21日(月)


↓携帯電話のムービーファイルもシロさんだらけ。
シロさんの百か日。
こういう記念日は、気持ちの区切りになるけれど。 最近は、悲しい思い出は殆どなくなり、明るくて愉快な思い出だけが浮かんでくるようになった。 思い出に、記念日は他の日よりも多く浸る。明るい思い出だからこそ、むしろ切なく感じる事も多い。 まだそういう時間経過の中に佇んでいる。ふは〜。
恒例の記念日ディナーは、鳥胸肉と野菜の鍋、鰹のたたき、サラダ、キュウリとクラゲの和え物。

日が変わり、ここから22日の日記。
相棒さんと、朝から2時間の散歩にでかけた。コースは、相棒さんがこの2年間、月始めの休日に歩いてきた道。 カモや鯉が沢山いる小さな川沿いの道なんだ。田んぼや栗畑もある。自然豊かな道なんだ。 相棒さんが何故歩き続けたかというと…。シロさんの好調を願うためと(何かの成行でそうなった)、朝からずっと家にいるとシロさんが「なんでいるの?」とつまらなそうな表情をするので(笑)適当な外出を兼ねて。
この辺を歩いている時間帯は、シロさんはあんなふうこんなふうだったね…なんて話していたら、 途中で何度かぐわっと涙がこぼれてしまった。
こうして、1つ1つの思い出が心のページに書き残されていくようだなぁ。この過程は、本音では足早に過ぎて欲しくないナ。


3ヶ月命日

2005年2月14日(月)


3ヶ月命日。
まだまだ、シロさんの面影の中で過ごしている。
最期の呼吸も、さかのぼって元気な頃の張り切った振り向きも、日向ぼっこをして太陽の匂いで 一杯になるあの額とか、声にならない「にゃぁ〜」とか、ぜ〜んぶ昨日の事のよう。
いい解釈もあり、乗り越える&乗り越えようとする喜びもあり、まだ分かり難い部分もあり。 やっぱり「Death」は複雑だと思う。

そっかあ。バレンタインとシロさんの月命日は同じ日なんだ。
記念夕食メニュは、
鰹の刺身、鮭のちらし寿司、たらの芽天ぷら(出来あい)、セロリとチョリソーのソテー、 チョコと苺のハーモニー(ただ並べただけ♪一応バレンタインデーだから)。

5にゃんこカンパニーのさっちゃんが電話をくれました。フーちゃんママさんはお便りをくれました。 覚えていてくれてありがとう。他の皆さんからも、いつも沢山の心を頂いています。 シロさん、嬉しいね。みんな、優しいね。


春の足音

2005年2月9日(水)


久し振りに相棒さんと遠出をした。
といっても高速を使ってドア to ドアで1時間で着く御殿場だけど。
行きの車中で相棒さんがこんなことを言った。
 「御殿場は久し振りだね。こうして出かけてくれてよかった」
時間的に長く家を空ける事と、距離的に遠くへ出かける事、どちらも、シロさんがいなくなってからも依然として出不精な私がいる。 自然には、まだ気分が向かないのだ…。
御殿場へ行かないか?と言い出した相棒さんは、今日もどうかな…という想いだったという。

少しずつ少しずつ。春の足音が近づくように。
いつだって悲しい気持ちに、すぐ陥る。繰返しながら、少しずつ。
今日の車中だって、「シロさんが元気だった2年前以来だね」なんて話しながら、
鞄からシロさんの写真を出して、うっとり眺めては、こみ上げてくるものがある。
そういう時、相棒さんも一緒になってシロさんのことを偲んでくれる。
相棒さんはしみじみとした笑顔で。私は泣き笑い顔で。
ただ、シロさんが見えないだけで、やっぱり3人の時間は永遠なのかなぁ…とも思う。

お世話になった動物病院のHPの日記に、面白いことが書いてあった。
 『犬は散歩をしていると犬友達ができるけど、猫は散歩をしないからどうなのかなぁ』
 『猫はネットで散歩をして猫友達と出会っているんだよ』
という会話があったそうな。
なんだか、シロさんを通して出会えた沢山の猫友達の輪のようで、楽しくなった。


やられた??

2005年2月5日(土)


シロさんに、やられたー。 きっとそうだ。シロさんの仕業だ。

突然、相棒さんが「1,2、1、2…」と踏み込んでいたラテラル・サイ・トレーナーが、壊れたのだ。
いつかその時が来ると思っていたが、実際に壊れたときの騒音ったらすごかった。
バアバババっバキーーーーンッ!! (←破壊音)
おぉぉぉぉーー!なんだこりゃぁぁぁぁぁっ!!(←相棒さんの叫び)

笑っちゃいけないが、やっぱりスットンキョンでおかしい。
おまぬけな格好でビックリしている相棒さん。

これだけなら、この廉価品ラテラルサイ、たったの2ヶ月弱の寿命で「あらまぁ」でおしまいだったが、 なんと壊れた瞬間のステップ数(デジタルで表示される)が「463」だったのである。
こんなところでも、シロさんは数字合わせをしたんだー。
偶然にもほどがあるよ、シロさんのパズラー度は、本当に。


ラテラル・サイ・トレーナーは、一番隅っこの部屋に置いてある。
ここは一応相棒さんの部屋で、シロさんは自らは決して入ってこなかった所なんだ。
相棒さんと私が、この部屋で用事をしていると、シロさんは洋室ぎりぎりのところまで来て、 じ〜っといつまでも隅っこ部屋の私達の様子を伺っていたんだ。私達に気づかれるまで、ず〜っと。 その集中力と持続力は、それはそれは大したものだったんだ。気になって仕方がなかったんだろうね。
連れてきてあげてもすぐに帰っちゃうし。

シロさんがいなくなってから購入したラテラルサイ。知らない物音がするし、一体何を始めたんだろう?って、 シロさん、気にしてたのかな。笑、見事に壊れたから、暫くはなしだよ。


福はうち〜

2005年2月3日(木)


シロさんと相棒さんと私の3人で毎年やっていた豆まきを勿論今年もやりました。
一番小さな袋の豆を買ったことも例年と同じです。
シロさんにチョコンと豆を触れて「鬼は外〜福は内〜」。これも同じです。
たった一つ異なるのは、
分かってるようで分かってないような表情の、柔らかく温かいシロさんがいないだけ。
今年はシロさんの思い出を抱えて、狭い家中に豆をまきました。
それが不思議。撒き終わり相棒さんと豆を拾ってサバ読み過ぎて一桁になっちゃった歳の数だけ豆を食べている時、
 「ん?今日はシロさんいるぞ。ここにお座りしてないか?」
 「うん、いるいる、近くにいる」
相棒さんと私は同感だったのです。
妙なもので、二人の「シロさんを感じる」瞬間が一致すると、ほんとーにぼや〜っとシロさんの姿が見えてくるような気がします。 笑、ある域に達したのかな。(~_~メ)

一緒に過ごした行事日は、色々な感情が心をいっぱいにします。まだまだ涙だってこぼれます。
「思い出を引きずっている」のではなく、「シロさんを偲んでいる」気持ちに満たされています。


習慣が抜けない〜

2005年1月30日(日)


春に向かう陽射し。
他の人が見たらおかしいと思うんだろうなー。
こうやってシロさんを窓際へ連れてきて日向ぼっこさせるなんて。
自分でも苦笑い。だけど、習慣が抜けない。
いつまでも、お別れした曜日と時間は悲しいものですにゃ…。
最期の瞬間を一緒にいられたことは、素晴らしい思い出であると同時に、
分刻みで切ない思い出でもある。


ちょっと久し振りに、
今夜はお別れ曜日の夕食をちょっと豪勢に過ごした。
メニューは、
かじき鮪の昆布〆(通販で購入。上品の一言!!)、
挽肉と納豆と長ネギの炒飯(すごく美味しく出来た!)、
味噌田楽、インゲンと卵サラダ、小松菜のおひたし、
桜餅とおつまみ。
シロさんには、鉛節とかじき鮪の昆布〆をお付き合いでちょっぴり。


あの頃

2005年1月27日(木)


陽射しが随分伸びてきた。
午後になるとこのシロ城@押入に日が当たるようになった。
春が近づいているね…。今頃の日向ぼっこは最高だよね。

断脚手術を終えて退院間もない頃、外で暮すシロさんが不安で、里親さんを探した事があった。 出会った方々は皆さん心温かな方ばかり。今でも年賀状のお付き合いが続いている。 今年は私は年賀状を失礼してしまったので、もう少し暖かくなったら報告便りをお送りしようと思う。

そのお一人@みーぐるさんは なんと20匹の愛猫に囲まれている。 ほんとーに出会いの数だけ、幸せと涙の色があるんだなぁ…。 ご自身の生活基盤をきっちり持ちながらバランスの取れた愛情を示されている方。 もしかしたらシロさんはこのお宅にお世話になっていたかもしれない…と思うと、 不思議な親近感を感じるのですにゃ。

里親さんを探そうと思っていた「あの頃」も、ムショウに懐かしい〜。
もう1度戻りたいな〜。懐かしいよぉぉ〜〜。


花瓶ゲット

2005年1月19日(水)


近所の家具屋@大正堂で花瓶?を購入。
飾りのないベージュのカップに木製のソーサがついている。花瓶はシロさん愛用の毛布を敷いた上に飾るので 安定性が要る。このソーサでも不十分かも。 ベージュのカップに、そのうち絵を描こうと思う。

ペットグッズ店@モッピー&ナナから電話があった。
 「いつもお買い求めて頂いております缶詰が今3割引ですので
  是非いらして下さい。」
最後の1年は、よく行ったなぁ。懐かしいなぁ。

その店は私の散歩コースにある。
散歩は…シロさんとお別れしてからまだ再開していない。
自然に、そのうちにまた、歩き始めると思う。
自然に。それでいいんだ。


2ヶ月周忌

2005年1月14日(金)


早いような遅いような、やっぱり早い、2ヶ月周忌を迎えた。
記念のメニューは、シロさんには「なまり節」、私達は「具沢山で巻くのが大変だった生春巻き」「なまり節とキュウリの 胡麻ダレ」「焼きそば」「プチシュー」。

姿は見えないけど、部屋の空気はシロさんがいた時と同じ香りがする時がある。
それは、シロさんのモノが殆どそのままだからなのかなぁ。
少しずつ片付けもしていかなくちゃ。
気配は感じたり感じなかったり日替わりなんだ。
あ、今、いるかも? 今日は感じないなぁ。色々なんだ。
不思議なのは、時々背後で「どさっ」と音がする事。
シロさんが押入から降りてきた時の音なんだ。
はっと振り返ると…、誰もいない。でも気配があるような…、笑、妄想なのかな。
毎日、朝は、シロさんのために窓をあける。「シロさん、おそと、おそと」同じ言葉をかけて、 見えないシロさんが窓際へ飛んでくるのを想像している。日中はシロさんを抱いて日向ぼっこを させたりする。写真のシロさんを撫でたり、額と額をごっつんこさせたりしてる私。笑。
習慣って消えないものだ…。

先日から身内の二人が入院している。どちらも大事には至らずほっとしているのだけど、
シロさんはこういうタイミングもわかっていたのかなぁ。
いつでも動ける時間を私達にくれて、シロさん、ありがとう。


やっぱり生花

2005年1月13日(木)


花粉が落ちるのが気になるかも〜と思って、
ドライフラワーをずっと飾っている。
でもやっぱり生花はいいね。柔らかい。
前回は1本売りのスイトピー3色。ちょっと奮発したっけ。
今回はお買い得のセット売りだけど、大好きなガーベラ入り。

黄色は”元気”が見えるね。
好きだな、黄色。

シロさん用に、小さな花束をいける花瓶が欲しい。
今使用中の花瓶は花屋で求めたプラスティックの簡易ポット花瓶。
イチゴパックみたいなペクペク言う材質で、
簡易だけど水がこぼれ難い構造になっている面白ポットだ。
1個50円なので壊れたらすぐに買えていいんだけど、
軽すぎて安定性がないのが難点で、
マクドナルドで貰ったマグに入れて飾っている。
花瓶探しが続きそう。


イチゴ

2005年1月7日(金)


シロさん、今日は野良時代にお世話になった伊藤さんが仕事帰りに寄ってくれたよ。 頂いたイチゴ、大粒の『あすかルビー』、初めて食べたけど、すごく甘くて美味しいね。
 「まだまだ淋しいでしょう?頑張りなさい。」
いつも伊藤さんには気持ちがバレてる。
 「そろそろ飲みに誘うからねっ!行こうねっ!」
こうしてしょっちゅう誘ってくれる。伊藤さんはかなり呑んべえ。
私は殆ど呑めないけど、伊藤さんとは何度も居酒屋で過ごした。
越していったYさんも呼んで、また『シロさんの会』をしたいな。

シロさんは、沢山の人にかわいがられてきたよね。
なのに、こんなに非社交的な性格だなんて、おっかしいね。

感情の波がやっぱり「行ったり来たり」している。
ここ数日はシロさんがいない空間が淋しくて。
知人の愛犬が元旦に亡くなってしまったり、知り合いの愛猫の相談を受けたりして、 頑張っている人々に共感してしまう事もきっかけかもしれない。


夢 vol.2

2005年1月4日(火)


今朝、シロさんが夢に出てきた。2度目だよ…。

『知らない場所に住んでいる。家の前の道に子猫がいて、
 向かいのおばさんと「どうしましょうか」と相談していた。
 ふと気が付くと、家からシロさんが出てきていて、子猫を気にしている。
 「ダメ、出てきちゃ。」
 手でシロさんの胸を抑えて動きを制しようとするのだけど、
 シロさんは夢中になっていてグイグイ押してくる。
 子猫は向かいのおばさんが保護してくれる事になり、ここで夢が終わった。』

シロさんの前に子猫が現れたら、シロさんはどういう態度を示すだろう?
そのようなことをシロさんの寝顔を見ながら想像してみる事があった。
グルーミングが好きだったし、私の鼻頭や手や腕をペロペロとよく舐めてくれたので、
シロさんは母猫になった経験あるのかも…なんて感じる事もなくはなかった。
知らないシロさんの一面に夢で遭えたら楽しいナ。

夢の絵は、今日は難しくて描けません。笑。


49日&誕生日

2005年1月1日(土)


 49日と誕生日を一緒に迎えてしまうシロさんはパズラーだね。いつものドライフードと、今日はお祝いだから 晩年の好物「なまり節」とモッピ−&ナナ店で買ったグルメ缶を開けた。おいしく食べてね。 私は宗教に疎いので、49日になっても48日までと同じような気持ちでいる。よくわからないよ。シロさんは 同じようにいつまでもいるんだよね?

 写真集。1冊目だけ出来上がった。1冊目は、断脚手術で入院している時から始まるんだ。退院して1度半野良に戻って、完全室内飼いになり、私が結婚して相棒さんと3人で暮らす直前までの4年間だよ。シロさんの顔付きが少しずつ変わっていく。 半野良時代は、野良気質みたいなものがどうしたってあったから。威張ったような顔をしてる写真が出てきてサ。 あー、こんな表情してた事あったね。
 なかなかかわいい顔に撮ってあげられないな〜と一眼レフを構えて苦笑いしたけど、 こうしてまとめてみると、どの写真もかわいい。昨日の事のように懐かしい。